公式サイトとPinterestで集客・ブランディングを加速させる方法 (#3)

目次

動画解説

マインドマップ

要約

公式サイトとPinterestを連携させ、
集客とブランディングを加速する方法を解説しています。

公式サイトを「家」、Pinterestを「ショールーム」と捉え、
視覚的な訴求SEO連携で相乗効果を生み出す戦略が重要です。

「公式サイトは作ったけれど、あまり見られていない」
「Pinterestはなんとなく使っているけど、
集客につながっているか分からない」

そう感じている方は少なくありません。
しかし、公式サイトとPinterestは、正しく連携させることで、
集客やブランディングに大きな相乗効果を生み出すことができます。

この記事では、
公式サイトとPinterestの徹底活用術について、
具体的なステップと戦略を詳しく解説します。

1. 公式サイトとPinterest、それぞれの役割を再確認しよう

公式サイトとPinterestは、それぞれ異なる役割を持っています。

この役割を理解することが、効果的な活用法の第一歩です。

公式サイトの役割:ブランドの「家」

公式サイトは、あなたのビジネスやブランドの**「家」です。
ここでは、あなたのブランドのすべて**を伝えます。

  • 信頼性の構築: 会社概要、事業内容、実績、お客様の声など、ブランドの信頼性を高める情報を網羅的に掲載します。
  • 情報発信の中心地: ブログ、ニュース、商品・サービスの詳細など、ブランドの核となる情報を発信します。
  • コンバージョンの場: 商品の購入、お問い合わせ、資料請求など、具体的な行動を促すための重要な場所です。

公式サイトは、あなたのブランドの価値を深く理解してもらい、
最終的な行動へとつなげるための**「最終目的地」**と言えます。

Pinterestの役割:ブランドの「ショールーム」

一方、Pinterestは、あなたのブランドの**「ショールーム」です。
美しい画像や動画を通じて、まだあなたのブランドを知らない潜在顧客に
「偶然の出会い」**を提供します。

  • 視覚的な訴求: 魅力的な画像や動画で、ブランドの世界観や商品の魅力を直感的に伝えます。
  • 発見のプラットフォーム: ユーザーは「〜のアイデア」を探す目的でPinterestを利用しています。あなたのコンテンツが、その探しているアイデアと一致すれば、自然と発見される機会が生まれます。
  • 潜在顧客の獲得: 興味を持ったユーザーを、公式サイトへと誘導するための**「入り口」**となります。

Pinterestは、ユーザーの興味・関心を惹きつけ、
あなたのブランドへの**「最初のタッチポイント」**
となる重要なツールです。

この2つの役割を理解することで、
公式サイトを「ゴール」、Pinterestを「入り口」として
連携させる戦略が明確になります。

2. Pinterestでブランドの世界観を視覚化する戦略

公式サイトに誘導する「入り口」とし
てPinterestを最大限に活用するには、
まずブランドの世界観を視覚的に表現することが不可欠です。

魅力的なボードの作成

ブランドの世界観を表現する複数のボードを作成しましょう。
ボードは、あなたのブランドを構成する要素ごとに分けます。

例:インテリアショップの場合

  • 「北欧スタイルのリビング」: 北欧デザインのリビングのコーディネート例
  • 「モダンなダイニングルーム」: 洗練されたモダンなダイニングの事例
  • 「商品紹介:オリジナルチェアコレクション」: 自社商品のチェアを様々な角度から撮影した写真
  • 「カラーパレット:グレーと木目」: ブランドが推奨する特定のカラーパレットのアイデア

このように、具体的なテーマでボードを分けることで、
ユーザーは自分の探しているアイデアに素早くたどり着けます。

ボード名には、
具体的なキーワードを含めることが重要です。

高品質なPinの作成

ユーザーの目を惹きつけるためには、
高品質な**Pin(ピン)**が欠かせません。

  • 美しい写真: 高解像度で、光の当たり方や構図にこだわった写真を使いましょう。商品の写真だけでなく、使用シーンがイメージできるライフスタイル写真も効果的です。
  • 魅力的な動画: Pinterestでは動画のPinも重要です。商品の使い方を説明する動画、製造過程を見せる動画、Before/Afterを見せる動画など、視覚的に訴えかけるコンテンツを作成しましょう。
  • Canvaで目を惹くデザインを作成: Canvaなどのツールを使えば、テキストオーバーレイやロゴを入れた、ブランドの個性が際立つPinを簡単に作成できます。Pinのサイズは、推奨されている縦長(2:3比率)を意識しましょう。

Pinに公式サイトへのリンクを必ず含める

作成したPinには、
必ず公式サイト内の該当ページへのリンクを設定します。

  • 商品写真のPin → その商品の販売ページへ
  • ブログ記事のPin → その記事のURLへ
  • コーディネート例のPin → そのコーディネートで使用している商品の特集ページへ

Pinterestはあくまで「入り口」です。ユーザーの興味を惹きつけ、公式サイトへ誘導する導線を常に意識しましょう。

3. SEOと連動!公式サイトのコンテンツをPinterestで拡散する仕組み

公式サイトで作成したブログ記事や商品ページを、
Pinterestを使って効率的に拡散する仕組みを作りましょう。

これにより、公式サイトのSEO効果を高めつつ、
Pinterestからの流入も増加させることができます。

公式サイトのコンテンツをPin化する

公式サイトで新しいブログ記事を公開したら、その記事のハイライトとなる画像をPinとして作成します。

例:

  • ブログ記事「【2025年版】初心者でもできる観葉植物のお手入れ方法」
    → 「育てやすい観葉植物5選」といった見出しごとの画像を作成し、それぞれをPinとして投稿します。
    → Pinのタイトルを「観葉植物の育て方 初心者」「お手入れが簡単な観葉植物」など、具体的な検索キーワードを含んだものにします。
    → Pinの説明文には、記事の概要と、記事を読むことで得られるメリットを簡潔にまとめ、必ず記事へのリンクを貼ります。

こうすることで、Pinterestで
「観葉植物 育て方」と検索したユーザーに、
あなたのブログ記事が発見される可能性が高まります。

公式サイトに「Pinterest保存ボタン」を設置する

公式サイトのブログ記事や商品ページに**「Pinterest保存ボタン」**を設置しましょう。

ユーザーが気に入った画像や情報を、自分のボードに簡単に保存できるようになります。

これにより、あなたのコンテンツがユーザーによって
自然に拡散される**「バイラル効果」**が生まれます。

**「保存」**されたPinは、そのユーザーのフォロワーにも表示されるため、
新たな潜在顧客にリーチできるチャンスが広がります。

4. 集客効果を最大化する!広告運用とデータ分析

公式サイトとPinterestの連携が軌道に乗ったら、
広告運用とデータ分析を通じて、さらなる集客効果を目指しましょう。

Pinterest広告でターゲットに直接アプローチ

Pinterest広告を活用すれば、
特定のターゲット層にあなたのPinを届けられます。

  • ターゲティングオプション: 興味・関心、キーワード、デモグラフィック情報(年齢、性別など)、さらに公式サイトに訪れたユーザー特定のPinterestユーザーに似たユーザーをターゲットにすることも可能です。
  • 目的別のキャンペーン: ウェブサイトへのトラフィックを増やす、ブランドの認知度を高める、動画の再生回数を増やすなど、目的に応じたキャンペーンを作成できます。

例えば、「おしゃれなキッチン用品」を扱うブランドなら、
「キッチンリフォーム」「料理レシピ」「丁寧な暮らし」
といったキーワードに関心のあるユーザーに絞って広告を配信できます。

これにより、まだあなたのブランドを知らない、
しかしあなたのブランドに興味を持つ可能性のある
**「超潜在顧客」**に効率的にアプローチできます。

公式サイトとPinterestのデータを統合して分析する

公式サイトのアクセス解析ツール(Googleアナリティクスなど)
とPinterestアナリティクスを連携させ、データを統合して分析しましょう。

チェックすべき項目:

  • Pinterestからの流入数: どのPinが最も公式サイトへの流入に貢献しているか?
  • 公式サイトでの行動: Pinterestから来たユーザーは、公式サイトでどのページを閲覧し、どのくらいの時間滞在しているか?購入や問い合わせといったコンバージョンに至っているか?
  • 人気Pinの傾向: どのようなデザイン、テーマのPinが「保存」や「クリック」されているか?

これらのデータを分析することで、
ユーザーが求めているコンテンツやデザインの傾向を把握できます。

その結果を、公式サイトのブログ記事のテーマ選定や、
新たなPinの作成に活かすことで、
より効果的なコンテンツ戦略を立てることが可能になります。

5. 成功事例から学ぶ!公式サイトとPinterestの連携戦略

ここからは、実際に公式サイトとPinterestを連携させて成功を収めている事例をいくつか見てみましょう。

成功事例1:インテリアブランド「IKEA」

IKEAはPinterestを積極的に活用しているブランドの代表例です。

  • 戦略: 「リビングのアイデア」「キッチンの収納アイデア」といったユーザーのニーズに合わせた具体的なテーマのボードを多数作成しています。
  • 連携方法: 各Pinには、IKEAの公式サイト内の該当商品ページや、特定のコーディネートを紹介するページへのリンクが貼られています。ユーザーは気に入ったコーディネートのPinから、すぐに公式サイトで商品情報を確認・購入できます。
  • 結果: ブランドの世界観を視覚的に訴求しつつ、具体的な購入動機へとスムーズに誘導する導線が構築されています。

成功事例2:料理系メディア「DELISH KITCHEN」

DELISH KITCHENは、Pinterestをレシピの拡散プラットフォームとして活用しています。

  • 戦略: 魅力的な料理動画を短いPin動画として投稿し、ユーザーの興味を惹きつけます。
  • 連携方法: Pinのリンクは、公式サイト内の詳細なレシピページへと繋がっています。
  • 結果: 「今日の献立のアイデアを探す」という目的でPinterestを利用しているユーザーを効率的に公式サイトへ誘導し、トラフィックを大きく増やしています。

これらの事例から分かるように、成功の鍵は、ユーザーの**「知りたい」「見つけたい」というニーズにPinterestで応え、その先の「もっと詳しく知りたい」「購入したい」**という行動を公式サイトで満たしてあげることです。

6. さあ始めよう!
公式サイトとPinterestを連携させるためのチェックリスト

最後に、公式サイトとPinterestの連携を始めるための具体的なチェックリストをご紹介します。

このステップに沿って、いますぐ行動に移しましょう。

【Pinterestの準備】

  • ビジネスアカウントへの切り替え:
    個人のアカウントではなく、ビジネスアカウントに切り替えましょう。
    これにより、アナリティクス機能が利用できるようになります。
  • プロフィール設定の最適化:
    プロフィールに公式サイトのURLを含め、
    あなたのブランドが何を提供しているかを明確に説明しましょう。
  • 高品質なボードの作成:
    ブランドのコンセプトに合わせた複数のボードを作成します。
    ボード名には検索キーワードを含めることを意識しましょう。
  • 最初のPinを投稿:
    公式サイト内のブログ記事や商品ページと連携した、
    高品質なPinを複数作成し投稿します。

【公式サイトの準備】

  • Pinterest保存ボタンの設置:
    公式サイトの画像に「保存ボタン」を設置し、
    ユーザーがコンテンツを簡単にPinできるようにします。
  • リッチピンの設定: 可能であれば、公式サイトでリッチピンを設定しましょう。
    これにより、Pinに付加情報が表示され、クリック率の向上が見込めます。
  • ブログ記事のテーマ選定: Pinterestで検索されやすい
    「ハウツー」「アイデア」「〜の選び方」といったテーマでブログ記事を作成し、
    その画像をPin化する戦略を立てましょう。

公式サイトとPinterestの連携は、一度設定すれば終わりではありません。

定期的に新しいPinを作成・投稿し、
人気のあるPinや流入の多いPinの傾向を分析しながら、
戦略を改善していくことが重要です。

さあ、あなたの公式サイトを「家」、
Pinterestを「ショールーム」として、
集客とブランディングを加速させましょう!

My Pinterest

無料相談してみませんか?


あなたの状況をお伺いして、あなたに合ったアドバイスをいたします。
「方向性のヒント」を知ることができれば、進みやすくなると思います。

お気軽に、ご連絡ください。
メールにて回答いたします。

⇒相談フォーム

目次